自分の貢献できること,自分にしか出来ない貢献とはなんであろうと考えています。

もちろん、今は一開業医としてやるべきこと、を誇りに思ってやっております。  

しかし、自分がこの最も歴史の長い日本に今存在している意味、使命感を探求し、人のために尽力していきたいと思っております。言い換えると今の日本で日本人として、そして今のこの私が貢献できることを探求し、実行していきたい信念があります。


他院にないことといえば現段階では分子整合栄養医学等の栄養療法、マインドコーチングです。栄養療法は鬱治療から始まり 不妊治療だけでなく 発達障害の治療にも発展してきています。

栄養状態が身体症状だけでなく精神的症状に関連しており、それが軽快させることができる。はたまた食材も問題があると思っており、その分野でも人助けしたいと思っております。

もう一つの自分の顔は苫米地式マインドコーチングのコーチです。45歳の時に気づき、そして今は量子力学と仏教との関連がとても深いことにも気づき、勉強会も開催している次第です。

医師特に私を含めた西洋医学的医師は代替医療的なことを理解しようとしません。その大元には人を治したい 人を癒したいという究極なゴールへの思いが少なくなっていると思います。医師ならば特にものごとのとらえ方がとても大事だと思っております。

それは仏教的な中観思想だと思っております。苫米地式マインドコーチングでは仏教の中観思想が現代の物理学の最先端分野である量子力学にも通用し、また夢の達成にも通用することがわかりました。

自分が夢を達成するにはどうしたらいいのか 洗脳されず、物事を中観的にみるにはどうすればいいのかが だんだん私にも理解されてきており、今は高橋塾として勉強会を開けるようになりました。

中観的な考え方をもつこと、それを医師として人に広めれることは数少ない医師にしかできないことと思っており、今後も人助けしたいと思っております。ただ自分の意見が絶対正しいとは勿論思っておりません

中観:一つの考え方に束縛されず、物事を自由に見る視点を意味する。

高橋塾:毎月一回 有志での勉強会。私を中心として仏教・量子力学・苫米地式マインドコーチングからみた現状を話し合う会

今後の医療についての私の考え。

 日本は古き良き伝統医療を守りながら、主に明治開国後は西洋医学を取り入れていったのだと思っています。第二次世界大戦敗戦後は西洋医学一辺倒になり、今に至っていると思います。

しかし、西洋医学すなわち西洋文明は物事を分解して そこに神的存在(アートマン)を探し求めていこうとしましたが、結局見つけれず対症療法どまりの治療となっていると考えています。

時がたつにつれ西洋医学では治らない病気がたくさんあることがわかってきました。そこで西洋医学的に多数の医療(代替医療も含めて)を重ね合わせて直す、各療法で治していく統合医療という考えがでてきました。

要は原因は一つ、真理は一つと考えている医療です。我々は仏教感があり、中観的な思想をもっているため、無意識のうちに病気の原因はひとつではない、複合的なことから病気はなりたっていることを感じています。


今私は日本ホリスティック医学協会の中部支部支部長です。統合医療という言葉は各医療を各論的にみて 各々で病気を治すということ。

例えて言うと料理を作る時の器具ににています。ナイフは切るもの フォークは刺すもの て定義が決まっている中で 料理を作る。そもそも絶対的に各論(ナイフ フォーク)が存在し、真実であると考えている。

これが西洋医学的統合医療的考えだと思います。ホリスティック医学とはその病気すらも実は幻であり、縁起であるから、ナイフ、フォークもどう使うかはその時の医療従事者と患者との関係で決める、というかその二人で治療を決めるということだと思っています。

言っていることが難しいかもしれませんが、統合医療は最初から治療ありき、病気は治すものだとしている。病気は当たり前にあると考えていますが、ホリスティック医学ではその病気すら本当にあるのか?あったとして治す必要があるのか? 

中観的に病気をみて もちろん治療が必要なら結果的には治療することになることは統合医療及び西洋医学的医療と同じですが、病気を見る目が、見る視点が全然違うと考えています。

魂論も含めた全体的なもののみかた すなわちホリスティックなものの見方が大事だと思います。今後は特に癌について 日本ホリスティック医学協会中部支部において西洋医学に見放された患者さんたちの受け皿をつくりたいと思っております。

統合医療:西洋医学を中心とし、西洋医学では力の及ばないところを補完・代替医療で補うことにより、患者に行う総合的、全人的医療。人体のもつ自然治癒力も大事にする

ホリスティック:人間を「体・心・気・霊性」等の有機的統合体ととらえ、社会・自然・宇宙との調和にもとづく包括的、全体的な健康観に立脚する。 自然治癒力を癒しの原点におく生命が本来、自らのものとしてもっている「自然治癒力」を癒しの原点におき、この自然治癒力を高め、増強することを治療の基本とする。